部活動基本方針

滋賀県立伊吹高等学校

部活動基本方針

部活動の目的

　本校の掲げる校是「当たり前のことをあたりまえに」のもと、生徒の主体的な参加により行い、スポーツや伝統文化および科学等に親しむ。活動を通じて人間関係の構築や、学習意欲の向上、自己肯定感・責任感・連帯感の涵養を図る。

学習と部活動の両立を支援し、安全面・健康面に十分配慮した無理のない活動に努める。
顧問は、技術力・競技力の向上に加え、担任や学年と連携を密にし、生徒指導、学習指導にも積極的に協力する。
各部とも複数顧問による指導体制を整え、一顧問に過度の負担がかからないようにする。

部活動における留意事項

１．適切な休養日等の設定・効果的な活動メニュー作りについて
活動時間については、成長期にある生徒が、学業、運動、食事、休養および睡眠のバランスのとれた生活を送ることができるよう、以下を基準とする。

平日は概ね３時間以内、週休日および学校の休業日は概ね4時間以内とする。
原則として週１日以上の休養日を設ける。週休日および学校の休業日については月に２回以上の休養日を設ける。
朝練習については、原則行わないこととする。

※競技・種目の特性、または事情により、上記3項目の基準を適用することが困難な場合は事前に校長の承認を得ることとする。
　顧問は、過度の練習がスポーツ障害・外傷のリスクを高めることを理解し、生徒とのコミュニケーションを十分に図り、個々に応じた指導を行う。

２．練習試合等について

　大会参加や練習試合の実施等については、目的を明確にして決定するなどその精選に努める。

３．熱中症の予防について

　顧問は養護教諭と協力して、生徒の健康管理と安全管理に努める。なお、猛暑日（最高気温が３５℃以上）の活動は原則禁止する。ただし、この数値未満であっても状況に応じて活動を制限することがある。

４．保護者および地域との連携について

　活動内容についてＨＰなどで紹介する。地域の小中学校や、スポーツ団体、福祉施設等との交流を積極的に行う。活動に要する費用を徴収する場合は、保護者の理解を得るとともに、会計報告を必ず行うなど適正に処理する。

５．体罰の防止について

　生徒との信頼関係のもと、互いを尊重しあいながら活動する。体罰はもちろん、行き過ぎた指導により人権を侵害することが絶対にあってはならない。